尹東柱の足跡を訪ねて

  • バスで延吉から龍井(LONGJING)へ。6元。路上にバスが止まったのでそこからバイクタクシーに乗って龍井中学へ。2元。ここには尹東柱記念館がある。尹東柱の生涯と延辺の抗日の歴史などの展示があった。芳名録を見るとほとんど韓国からの訪問者で埋まっていた。ここで尹東柱に関する本を一冊買った。その後、先駆者の歌詞に出てくる一松亭にタクシー(注意:タクシーにメーターはない。必ず事前に交渉してください)で行った。往復で40元。(少し高いように感じますが、でこぼこ道なのと待たせる関係でそのぐらいは我慢してあげてください)しかし石碑の歌詞は先駆者の歌詞ではなく、龍井賛歌に改ざんされているではないか。ここからは海蘭江と龍井市内を見渡すことができる。天気がよかったのであたり一面を見渡すことができた。龍頭寺にも行った。が、とても寺とはいえないものであった。市内に戻って、中国銀行龍井支行の前で智新行きのバス(といってもワゴン車だが)に乗って、明東村へ、行ったのはいいが、なぜかどこかの料理屋によって市内に戻ってきた模様。再び市内から明東村へ。明東村の前には尹東柱生家の石碑が立っていた。ここから歩いて生家へ。そこには朝鮮式の家屋が一軒。帰り道に牛車と出会った。「バスに何時に来るのか」と朝鮮語で聞いたら上で待っておけばいいといわれた。バスが来たので乗った。バスの中では朝鮮語と中国語で和気藹々と会話が弾む。20分後中心部に着いて延吉行きのバスに乗り換える。
  • 龍井の中国銀行龍井支行はたちが悪いです。「やみ両替のおばさんに持っていってください」と朝鮮語で堂々と言われました。仕方なく日本円1万円(630元)と韓国ウォン1万ウォン(78元)両替。ところで延辺では韓国ウォンが好まれるようです。尹東柱記念館や尹東柱の生家でも韓国ウォンを見かけました。
  • 延辺では韓国直輸入のお菓子(ロッテ、オリオン、クラウン、農心など)に人気があるようです。大きなスーパーはもちろん、小さな店にも置いてありました。えびせんのパクリも当然ありました。(こちらは韓国企業が中国で作ったものもある)尹東柱の生家の近くの道路にごみが捨ててあったので見たら韓国直輸入のお菓子でした。おいしいからでしょうか。(値段は4元から20元ぐらい)